10月30日若年性乳がんコミュニティSister初のイベント“若年性乳がんについて一緒に学びましょう”
が無事に終了いたしました(*^_^*)
講師の方々、聴講者、あけぼの会メンバースタッフ、メディアの方など、約30名の参加。
この日は徳島もお天気がよく、講演会日和となりました。
第1部は丹黒先生による“増えている若年性乳がん”と題したご講演。
自分も若年性乳がん患者の一人なので、増えている!!と思っていましたが、
統計的に若年性乳がんの方がどれくらいいるのかなんて知りもしませんでした。
若年性乳がんとか一般的に35歳~40歳と定義されており、40歳未満で乳がんになった方は6.6%。
この数字だけみると、すごく少ない割合で、若年性乳がんになる人が身近にいるように感じませんよね。
しかし今年は全国で新たに乳がんになった方は9万人といわれています。
そうなると、9万人のうち7000人が40歳未満の方が乳がんになったことになります。
どうでしょう・・・。 「そんなにも若年性で乳がんになる人がいるの!?」と驚きませんか!!
会場からも思わず「えぇ~」と、声がちらほら・・・。
そして若年性乳がんだからこそ問題である妊娠や出産のこと、遺伝性乳がん卵巣がん症候群、遺伝子検査など。
まさに若年者の私たちが知りたい情報をわかりやくす教えていただきました。
丹黒先生、ありがとうございました!!
第2部は四国・関西で活躍するNPO法人キャンサーネットジャパン認定
乳がん体験者コーディネーター(以下BEC)4名での対談会でした。
香川から1名、大阪から2名お招きし、自身の体験を語り、聴講者へメッセージを送りました。
それぞれ住むところ、治療を受けた施設、術式、術後治療、社会的背景も違います。
私自身も自分が乳がんになった時、誰かの話が聞きたかった。
乳がんに関する本やインターネットを見ても信じられない!!
そんな時に1番参考になり、治療を続けていく上で力になったのは、同じ乳がんを経験した方のお話でした。
がんを体験したサバイバーが自身の体験を話し、それをサバイバーやケアギバーが聞く。
そんな機会を作りたくて、今回の対談会を企画しました。
BECが語る一言一言が心に響きました。
BECとして活動するメンバーがほとんどで、私はBECの名称を用いての活動は今回が初めてでした。
人へ伝える大切さや難しさを実感しました。
遠方から今回の講演会のために来て下さったBECの3名には本当に感謝いたします。
第3部はプチおしゃべり会でした。
講演会に来てくださっていた若年性乳がんサバイバー4名とご家族が参加して下さりました。
BEC3名も一緒に加わってくれて、おしゃべりに花が咲きました✿
普段のあけぼの会では話題にでない“ウィッグ” “妊娠・出産” “体のあらゆる毛” “育児” など
若年者が集まったからこその話ができたのではないかと思います。
私も一緒に参加して楽し時間をすごすことができました。
Sister初めての大イベントが無事に終わりました。
何カ月も前から準備してくださった、あけぼの会の
会長さん、そして協力してくださったメンバーさん達。
本当にありがとうございました。
春に会を立ち上げてから、色んな気持ちがあり、なかなか
活動に繋がるようなことができずにいました。
でも、あけぼの会の後押しで講演会を開催することができました。
これからがSisterの始まり。
今回、若年性乳がんサバイバーの方が集まってくださったことで、これから頑張って活動をしていこうと改めて思いました。
若年で乳がんサバイバーとなった私。
なかなか病気のことを受け入れることができないまま
術後4年目になりました。
自分が乳がんになったことを少しでも受け入れることができるようになりたい。
そんな思いもあってSisterを立ち上げました。
始まったばかりのSisterですが、多くの方に集まっていただき、協力していただき、講演会を終えることができました。
みなさま、ありがとうございました。
まだまだヒヨ子のコミュニティなので、これからヨチヨチと歩いていきます♪
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